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解体費用ガイド

家の解体費用はいくら?延べ床面積・家のタイプ別に総額を判断する方法

家の解体費用は土地面積ではなく、建物の延べ床面積をもとに考えます。30坪・40坪・50坪の目安、平屋・2階建て・二世帯住宅・増築住宅の違い、家本体に含まれる範囲、見積もり前の写真や確認項目まで解説します。

更新日: 2026.07.22

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「土地が50坪あるので、50坪分の解体費用がかかるのだろうか」

「見積書の『建物本体』には、基礎やベランダも含まれている?」

「平屋、2階建て、増築した家では、費用の見方が違う?」

家の解体費用を調べるとき、坪単価だけを見ても、自分の家に当てはめるのは簡単ではありません。

家一軒の解体費用を考えるときに重要なのは、次の3点です。

  1. 土地面積ではなく、建物の延べ床面積を確認する
  2. 平屋・2階建て・二世帯住宅など、家の造りを確認する
  3. 家本体以外に、何を撤去するのか決める

この記事では、解体費用全般の仕組みではなく自分の家を見積もるために必要な判断方法に絞って解説します。

費用全体の内訳、追加費用、補助制度、税金について先に確認したい方は、解体費用の総合ガイドをご覧ください。

家の解体費用の目安を先に確認

一般的な木造住宅では、建物本体を中心とした解体費用として、1坪あたり3万〜5万円前後がひとつの目安です。

建物の延べ床面積建物本体を中心とした目安詳しいページ
30坪90万〜150万円前後30坪の家の解体費用
40坪120万〜200万円前後40坪の家の解体費用
50坪150万〜250万円前後50坪の家の解体費用

鉄骨造やRC造では、同じ坪数でも費用が高くなりやすいため、構造別の解体費用で確認してください。表は建物本体を中心とした概算で、家財、ブロック塀、庭木、物置などの撤去費が別に加わる場合があります。

最初に知っておきたいこと

土地が50坪あっても、建物の延べ床面積が30坪なら、まず30坪の家として考えます。庭、塀、物置、駐車場などは、建物の坪数とは分けて見積もるのが基本です。

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家の解体費用を知るために確認する3項目

見積もりを依頼する前に、次の3項目を確認しておくと、概算のずれを減らせます。

確認すること見るポイント分からない場合
建物の延べ床面積1階と2階など、各階の床面積の合計登記事項証明書や固定資産税の書類を確認
建物の構造木造、鉄骨造、RC造など建築図面、登記、現地調査で確認
撤去する範囲家本体、基礎、塀、庭、物置、家財など残すもの・壊すものを写真で伝える

坪数や構造が正確に分からなくても、見積もりの相談はできます。ただし、「土地が約50坪」「築40年くらい」という情報だけでは、建物の大きさや工事範囲を判断できません。できる範囲で建物資料や写真を用意しましょう。

土地面積ではなく建物の延べ床面積で考える

家の解体費用で特に間違えやすいのが、土地面積、建築面積、延べ床面積の違いです。

用語意味解体費用との関係
土地面積所有している土地全体の広さ家本体の坪数計算には通常使わない
建築面積・建坪建物を真上から見たときの広さ平屋では延べ床面積に近くなる
延べ床面積各階の床面積を合計した広さ家本体の費用を考える基準になる
実際の解体面積増築部分なども含む現地の建物規模最終的な見積もりに反映される

延べ床面積を確認できる書類と取得先

まずは、毎年届く固定資産税の課税明細書や、家を取得したときの書類を探します。見つからない場合は、法務局や建物所在地の自治体で確認できます。

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この見本では、下段の「家屋の所在」にある延べ面積108.25㎡が建物の延べ床面積です。上段の「土地の所在」にある地積205㎡ではありません。書式や項目名は自治体によって異なるため、「家屋」「床面積」「延べ面積」などの欄を探してください。

確認する書類どこにある・どこで取得するか見る場所
固定資産税の課税明細書毎年、建物所在地の市区町村から所有者へ届く納税通知書に同封されることが多い「家屋」「床面積」「課税床面積」などの欄
固定資産評価証明書など建物所在地の市区町村にある資産税課・税務課等の窓口。名称、請求方法、本人確認書類は自治体により異なる家屋の床面積、構造、種類など
建物の登記事項証明書法務局の窓口、郵送またはオンラインで請求できる建物の「床面積」欄。階ごとに記載されていれば合計する
建築確認済証・検査済証・建築図面所有者の手元にある書類。新築時の施工会社や設計者が保管している場合もある延べ床面積、各階の床面積、建物配置

法務局の土地・建物の登記事項証明書を取得する方法では、オンラインで請求して郵送で受け取る方法と、登記所等の窓口で受け取る方法が案内されています。

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この見本では、表題部の「床面積」に1階80㎡、2階70㎡と記載されているため、主である建物の延べ床面積は合計150㎡です。附属建物として物置30㎡も記載されています。母屋と一緒に解体する場合は、「母屋150㎡、附属建物30㎡」のように分けて解体業者へ伝えてください。

固定資産税の証明書を取得できるのは、原則として所有者本人や委任を受けた代理人などです。相続した実家で名義変更前の場合は、相続関係を確認できる書類を求められることがあるため、建物所在地の自治体へ先に確認してください。

書類上の面積は見積もりの出発点です。未登記の増築、サンルーム、離れなどがあると、書類と実際に解体する面積が一致しないことがあります。解体業者の現地調査で、書類と現在の建物を照合してもらいましょう。

土地50坪・建物30坪の場合

項目面積
土地面積50坪
1階の床面積18坪
2階の床面積12坪
建物の延べ床面積30坪

この場合、家本体の解体費用は、まず延べ床面積30坪を基準に考えます。建物が建っていない庭や駐車場まで家本体の坪数へ加えるわけではありません。

ただし、庭木、ブロック塀、カーポート、土間コンクリートを撤去する場合は、付帯工事として別に見積もられます。

平方メートルしか分からない場合

建物面積が平方メートルで記載されている場合は、次の式で坪数へ換算できます。

平方メートル ÷ 3.3058 = 坪数

たとえば、延べ床面積が99平方メートルなら約30坪です。

未登記の増築部分も見積もり対象になる

登記上は30坪でも、あとから部屋やサンルームを増築していれば、実際に取り壊す建物は30坪より大きくなります。解体工事は現地に存在する建物を対象にするため、未登記の増築部分も見積もりへ反映されます。

確認する部分業者へ伝える内容
増築した部屋おおよその広さ、増築時期
サンルーム建物と一体か、後付けか
ビルトインガレージ建物本体と同じ構造か
屋根付きテラス柱や基礎があるか
離れ母屋とは別の建物か
地下室・地下車庫面積、深さ、図面の有無

家のタイプによって費用の見方は変わる

同じ延べ床面積でも、家の形や造りによって作業方法が変わります。「何坪か」だけでなく、自分の家がどのタイプに近いかも確認してください。

家のタイプ費用に影響しやすい部分見積もりで伝えること
平屋屋根と基礎の面積が大きくなりやすい建築面積、屋根材、基礎の範囲
2階建て足場、高所作業、養生が必要隣家との距離、廃材の搬出経路
3階建て高所作業と安全対策が増える建物の高さ、道路幅、電線
二世帯住宅水回り設備や部屋数が多いキッチン、浴室、トイレの数
ビルトインガレージ付き床や壁の構造が住宅部分と異なる場合があるガレージの構造、床の厚さ
増築した家新旧部分で構造や基礎が異なる増築時期、増築範囲、図面
離れ・納屋がある家母屋以外の建物が追加される建物ごとの面積と構造
長屋・連棟住宅隣接建物との切り離し工事が必要壁の共有状況、隣家との境界
店舗併用住宅看板や業務設備の撤去が加わる店舗設備、厨房、看板、土間

平屋だから必ず安いとは限らない

平屋は高所作業が少ない一方、同じ延べ床面積の2階建てより、屋根や基礎の面積が大きくなる場合があります。

延べ床面積30坪なら、平屋の建築面積はおよそ30坪です。一方、総2階の家なら1階部分はおよそ15坪になります。屋根と基礎の面積、足場と養生、重機が動ける場所、隣家との距離、廃材の搬出経路を合わせて確認します。

二世帯住宅は設備の数も確認する

二世帯住宅は一般的な戸建てより建物が大きいだけでなく、キッチン、浴室、トイレなどが複数設置されていることがあります。「50坪の木造住宅」とだけ伝えず、二世帯住宅であることも伝えてください。

増築した家は図面と現況が異なることがある

古い家では、登記や建築図面に載っていない増築部分があることもあります。増築部分の構造が母屋と異なれば、解体方法や廃材の分別も変わる可能性があります。

図面がない場合は、増築した場所の外観、室内、母屋との接続部分を撮影しておくと、現地調査が進みやすくなります。

「家本体の解体」にどこまで含まれる?

見積書に「建物本体解体工事一式」と書かれていても、どこまで含まれるかは業者によって異なります。特に、家と一体に見える部分と外構として扱われる部分の境界に注意が必要です。

家にあるもの一般的な扱い契約前に確認すること
屋根・外壁・柱・床・内装本体解体に含まれることが多い廃材処分まで含むか
建物の基礎本体に含む業者が多い基礎をすべて撤去するか
玄関ポーチ業者によって異なるタイルと基礎まで撤去するか
犬走り別項目になる場合がある建物周囲のコンクリート範囲
ベランダ・バルコニー建物との一体性による床、支柱、基礎の扱い
ビルトインガレージ本体に含まれる場合が多い土間と基礎の撤去範囲
独立した車庫別の建物として扱う場合がある面積、構造、基礎
カーポート付帯工事になることが多い柱、屋根、土間の範囲
ブロック塀・門扉・フェンス付帯工事になることが多い残す範囲と基礎の扱い
庭木・庭石本体とは別に見積もることが多い伐採だけか、抜根も行うか
物置・小屋別に計上されることが多い中の荷物と基礎を含むか
井戸・浄化槽別工事になる可能性が高い撤去か埋め戻しか
見積もりで必ず聞く質問

- この金額で、家本体と基礎をどこまで撤去しますか?
- 玄関ポーチ、犬走り、ベランダは含まれていますか?
- 塀や庭、物置は、それぞれいくらですか?

詳しい費用は、ブロック塀の撤去費用小屋・物置の解体費用で確認できます。

30坪の見積もり例を確認する

木造2階建て30坪で家財とブロック塀も撤去するモデルでは、本体解体工事費96万円に、廃材処分、養生、重機、家財処分、塀撤去などを加えると、税抜小計162万円・税込合計178万2,000円になります。

150万円を超えた見積もりの判断方法、詳しい内訳、200万円を超えた場合の質問は、30坪の一軒家の解体費用で確認できます。

あなたの家は相場の安い側・高い側のどちら?

次のチェックは正確な金額を計算するものではありません。一般的な坪単価だけでは判断しにくい条件に該当するかを確認するために使ってください。

家の解体条件セルフチェック

  • [ ] 登記や図面と異なる増築部分がある
  • [ ] 3階建てまたは地下室付きである
  • [ ] 木造と鉄骨など、複数の構造が混在している
  • [ ] 大型の重機やトラックが家の近くまで入れない
  • [ ] 隣家との間が狭く、手作業が必要になりそう
  • [ ] 家具や生活用品が複数の部屋に残っている
  • [ ] ブロック塀、庭木、庭石、物置がある
  • [ ] 離れ、納屋、車庫など母屋以外の建物がある
  • [ ] 井戸、浄化槽、地下車庫などがある
  • [ ] 解体後の仕上がりについて細かな指定がある
該当数費用の見方
0〜2個比較的、標準的な条件に近い可能性がある
3〜5個本体以外の工事や作業条件を分けて確認したい
6個以上坪単価だけでは判断しにくいため、現地調査を優先したい

該当数が少なくても、アスベストや地中埋設物など、着工前には判断できない項目があります。追加費用全般は解体費用の総合ガイドをご確認ください。

見積もり前に撮影しておきたい写真

建物資料がそろっていなくても、写真があれば業者へ家の状態を伝えやすくなります。同じ場所を近くから撮るだけでなく、周辺状況が分かるように少し離れた位置からも撮影してください。

撮影する場所写真で確認すること
家の正面階数、外壁、屋根、玄関
家の左右と裏側隣家との距離、増築部分
前面道路道路幅、車両の進入方向
敷地の入口門柱、塀、電線、重機の障害物
各部屋家財の量、内装の状態
押し入れ・収納見えにくい家財の量
キッチン・浴室住宅設備の数
庭と外構庭木、庭石、塀、物置
車庫・カーポート構造、柱、土間
増築部分母屋との接続部分
井戸・浄化槽位置と外観
隣地との境界残す塀、共有物、越境物

用意できるとよい建物資料

資料確認できること
登記事項証明書床面積、構造、階数
固定資産税の課税明細書家屋面積、構造
建築確認書類延べ床面積、建物配置
建築図面各階の面積、増築前の状態
売買契約書建物面積、築年数
リフォーム資料増築・改修した場所
測量図土地境界や敷地形状

すべての資料をそろえる必要はありません。書類と現在の建物が異なる場合は、現況を業者に確認してもらいます。

そのまま使える見積もり依頼テンプレート

電話や問い合わせフォームで、最初からすべてを詳しく説明する必要はありません。次の内容を分かる範囲で伝えてください。

コピーして使える記入例

【建物について】
所在地:
建物の延べ床面積:
構造:木造・鉄骨造・RC造・不明
階数:平屋・2階建て・3階建て
築年数:
増築部分:あり・なし・不明
地下室:あり・なし・不明

【建物以外で撤去したいもの】
基礎:
玄関ポーチ・犬走り:
ブロック塀・フェンス:
庭木・庭石:
物置・小屋:
カーポート・車庫:
井戸・浄化槽:
その他:

【家の中の荷物】
ほとんどない・一部残っている・多く残っている

【道路と周辺状況】
前面道路の広さ:
トラックや重機の進入:
隣家との距離:

【解体後の予定】
建て替え・売却・駐車場・未定

【希望時期】
年 月ごろ

写真を送れる場合は、家の正面、前面道路、室内、庭、撤去したい外構を一緒に送ると、条件を共有しやすくなります。

複数の見積書では「撤去対象」をそろえる

A社とB社の総額を正しく比べるには、坪数だけでなく撤去対象を同じにする必要があります。「撤去する」「残す」「業者に確認する」のどれかに印を付けてください。

確認するもの撤去する残す業者に確認
家本体
建物の基礎
玄関ポーチ
犬走り
ベランダ
カーポート
車庫
ブロック塀
門扉・フェンス
庭木・庭石
物置・小屋
家具・生活用品
井戸・浄化槽
土間コンクリート
解体後の整地

3つの条件が違う見積書は総額だけで比較しない

比較条件確認内容
建物の面積各社が同じ延べ床面積で計算しているか
撤去範囲家財、外構、基礎などの範囲が同じか
引き渡し状態解体後にどこまで整地するか同じか

A社は基礎とブロック塀の撤去を含み、B社は家本体だけであれば、B社の総額が安く見えるのは当然です。「安い業者」を探す前に、同じ内容の工事を比べているかを確認しましょう。

解体見積もりの取り方を詳しく見る

解体後の予定によって撤去範囲を変える

家を壊したあと、土地をどう使うかによって、残すものや整地方法が変わります。

解体後の予定契約前に決めておきたいこと
新しい家を建てる建築会社への引き渡し状態、基礎、地中障害物、工期
土地として売却する塀や樹木を残すか、境界付近をどう扱うか
駐車場にする土間、砕石、排水、車止めの工事範囲
当面保有する雑草対策、排水、仮囲い、土地管理
活用方法が未定必要以上に外構を壊さず、複数の使い方を比較

建て替えを予定している場合

解体業者だけで撤去範囲を決めず、建築会社にも確認してください。基礎をどこまで撤去するか、土地をどの高さで整えるか、給排水管をどこまで残すか、地中埋設物が見つかった場合の連絡先をそろえておくと、解体後のやり直しを防ぎやすくなります。

売却を予定している場合

先に解体契約を結ぶのではなく、古家付き土地と更地の両方で査定を取る方法があります。解体後に土地の税負担が変わる可能性もあるため、売却時期や解体時期は、不動産会社や自治体の窓口へ確認してから決めましょう。

補助制度、税金、手続きの詳しい説明は解体費用の総合ガイドや状況別の専門ページにまとめています。

契約前に業者へ確認する質問

次の質問は、そのまま業者へ聞いて構いません。

1. 延べ床面積は何坪として計算していますか?
2. 登記にない増築部分も見積もりに含まれていますか?
3. 基礎、玄関ポーチ、犬走りはどこまで撤去しますか?
4. ブロック塀や庭木は、どの範囲を撤去しますか?
5. 家財処分は、どの量まで含まれていますか?
6. 解体後は、どのような状態で引き渡されますか?
7. 追加工事が発生する場合、作業前に連絡がありますか?
8. 追加費用は、写真と数量を確認してから決められますか?
9. 残す塀や配管を、見積書や図面に記載できますか?
10. 建物滅失登記に必要な書類を発行してもらえますか?

特に重要なのは、追加工事を施主の了承前に進めないことです。口頭だけでなく、見積書、契約書、メールなどに残しておきましょう。

よくある質問

Q

土地が50坪、建物が30坪なら何坪で計算しますか?

A

家本体は、原則として建物の延べ床面積30坪を基準に考えます。土地の残り20坪を家本体の坪数へ加えるわけではありません。ただし、庭、塀、駐車場などを撤去する場合は別途見積もられます。

Q

2階建ては1階の面積だけで計算しますか?

A

1階だけではなく、各階の床面積を合計した延べ床面積で考えます。1階が18坪、2階が12坪なら、延べ床面積は30坪です。

Q

建物の延べ床面積はどこで確認できますか?

A

手元にある固定資産税の課税明細書、建物の登記事項証明書、建築確認済証、建築図面などで確認できます。登記事項証明書は法務局の窓口・郵送・オンラインで請求でき、固定資産評価証明書などは建物所在地の市区町村で取得できます。未登記の増築部分がある場合は、書類だけでなく解体業者の現地調査でも確認してください。

Q

未登記の増築部分も解体費用に含まれますか?

A

実際に解体する建物の大きさや構造をもとに見積もるため、未登記部分も費用の対象です。増築した場所の写真や、おおよその広さを業者へ伝えてください。

Q

平屋と2階建てはどちらが安いですか?

A

どちらが必ず安いとはいえません。平屋は屋根と基礎が広くなりやすく、2階建ては足場や高所作業が増えやすいため、延べ床面積と現場条件を合わせて比較します。

Q

基礎の撤去は本体解体費に含まれますか?

A

含む業者が多いものの、見積書の表記は業者によって異なります。「基礎撤去」「基礎コンクリート処分」「整地」まで含まれているか確認してください。

Q

ビルトインガレージは家本体に含まれますか?

A

住宅と一体になっていれば、家本体として扱われることがあります。ただし、ガレージ部分だけ鉄骨やRC造の場合、厚い土間コンクリートがある場合は別に確認が必要です。

Q

離れや物置も家の坪数に含めますか?

A

母屋とは別の建物なら、別に面積や数量を確認するのが一般的です。「母屋30坪、離れ8坪、物置1棟」のように分けて伝えると、範囲が明確になります。

Q

家の一部分だけを解体できますか?

A

構造や残す部分の状態によっては可能です。ただし、切り離した壁の補修、防水、耐震性、電気・水道の移設などが必要になり、全解体とは異なる見積もりになります。

Q

家具が残っていても見積もりを依頼できますか?

A

依頼できます。各部屋と収納の写真を用意し、残すものと処分するものを伝えてください。詳しくは残置物がある家の解体費用で確認できます。

Q

坪数や構造が分からなくても相談できますか?

A

相談できます。住所、家の外観写真、階数、築年数、固定資産税の書類など、分かる情報だけで構いません。最終的には現地調査で確認します。

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ブロック塀を撤去するブロック塀の撤去費用
小屋や物置を撤去する小屋・物置の解体費用
アスベストが心配アスベストがある家の解体費用
見積書を比較したい解体見積もりの取り方

まとめ|家の解体費用は「延べ床面積」と「撤去範囲」で判断する

家の解体費用を調べるときは、土地の広さではなく、まず建物の延べ床面積を確認します。

木造住宅の建物本体を中心とした概算では、30坪で90万〜150万円前後、40坪で120万〜200万円前後、50坪で150万〜250万円前後がひとつの目安です。

ただし、実際の総額を判断するには坪数だけでは足りません。

  1. 各階を合計した延べ床面積は何坪か
  2. 平屋・2階建て・二世帯・増築など、どのような家か
  3. 基礎、庭、塀、物置、家財をどこまで撤去するか

複数の見積書を比べるときは、金額を見る前に、建物面積、撤去範囲、引き渡し状態をそろえてください。

まだ解体するか決めていなくても、住所、建物資料、写真があれば費用感の確認から始められます。

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執筆者

執筆:中原 実咲

住宅解体・空き家整理領域 編集ライター

住宅リフォーム会社の相談窓口、地域工務店の施工事例編集、住まい系比較メディアの編集を経て、解体費用・見積書・空き家管理に関する記事制作を担当。費用の幅、追加費用の条件、契約前の確認点を整理する記事づくりを得意としています。

公開日: 2026.05.08